GIGABYTEのB650M DS3Hは、Ryzen 7000シリーズCPU向けのMicro-ATXマザーボードです。詳しくまとめてみました。
GIGABYTE B650M DS3Hの詳細について
Ryzen 7000シリーズCPU向けのMicro-ATXマザーボードです。スペックは以下のとおり
- FormFactor : MicroATX
- CPUソケット : AM5
- チップセット : B650
- 電源フェーズ : 6 (DrMOS), 2(SPS), 1(SPS)
- USB3.2 Gen2 : Type-C:2(F:2,R:1)Gen2,Type-A:1(F:0,R:1)
- USB3.1(USB3.2 Gen1) : 3.2 Gen.1 Type-A,Front:2 /Rear:2
- USB2.0 : Front:4 /Rear:4
- 対応メモリ : DIMM DDR5:4(最大定格5600MHz)
- SATA 3 : 4
- DISPLAYコネクタ: HDMI、DP ×2
- PCI Express : PCIe 4.0×16:1、PCIe 3.0×1:1
- LAN/WIFI : Realtek 2.5GbE/NA
- Audio : ALC897
- M.2 : 2:(PCIe 4.0 対応)
Socket AM5
ソケットAM5を採用しており、DDR5メモリとPCIe 5.0に対応しています。外部設計はシンプルなブラック基板で、冷却性能を高めるための大型ヒートシンクを搭載。
M.2スロットあり
ストレージはM.2スロットを1つ、SATAポートを4つ備えており、周辺機器の拡張性に優れています。
ディスプレイとサウンド出力
Micro-ATXながらもポート類は充実しています。ディスプレイ出力はHDMIとD-Subに対応し、2系統の映像表示が可能。オーディオ部門はRealtek ALC897コーデックを使用し、サウンド品質に定評があります。
GIGABYTE B650M DS3Hの感想
GIGABYTE B650M DS3Hは、AMDの新しいRyzen 7000シリーズプロセッサーに対応したMicro-ATXフォームファクターのマザーボードです。シンプルかつ実用的な構成が魅力的な製品だと思います。
外観はシンプルなブラック基板で、オーバークロックを前提とした装飾的なデザインはありません。日本向けモデルで、手頃な価格帯を予想できます。
Socket AM5とDDR5メモリ、PCIe 5.0に対応していることが大きな特徴です。Ryzen 7000シリーズはこれらの新世代規格をフルにサポートしており、将来的なアップグレードを見据えた選択肢になりうると思います。
スペック面では、14+2+1のフェーズパワーデザイン、2オズの銅箔PCB、大型アルミニウムヒートシンクなど、CPUの熱設計電力に対応できるだけの装備が揃っています。PCIeスロットやM.2スロット、SATAポート、USBポートの数も十分で、主要な拡張性はクリアしていると判断できます。
マニアックなオーバークロッカーでない限り、最新のRyzen 7000シリーズをサポートするマザーボードとして、十分な実力が備わっていると評価できそうです。ディスプレイ出力やLAN、サウンド機能などの周辺装備も、標準的な製品と同等レベルが用意されている印象です。
個人的には外部デザインが好みで、装飾が少なくシンプルで構成されている点が気に入りました。最近のゲーミングマザーの中には、過剰な照明装置や肖像画が描かれた大型カバーを搭載するものも少なくありません。手頃な価格で最新CPUを活かすことに注力しているDS3Hは、そのあたりがすっきりしており評価できます。
実売価格次第ではあるものの、コストパフォーマンスの高いB650マザーを探している人には魅力的な1台だと思います。
購入について
相場は以下のとおりです。稀にメルカリでも出ています。
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