GIGABYTE GDDR6X GV-N4070AERO、GeForce RTX4070搭載グラフィックボードのレビューと感想。

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GIGABYTEからGeForce RTX 4070を搭載したハイエンドモデル「GV-N4070AERO-8GD」が2023年4月に発売されました。GDDR6Xの高速メモリとハイエンドGPUのコンビネーションにより、静音性と処理性能のバランスが良く取れているのが魅力です。詳細をまとめてみました。

目次

GIGABYTE GDDR6X GV-N4070AEROのスペック

特徴として、3つの冷却ファンと大型アルミニウムフィンスタック式クーラーを搭載していて、静音性と冷却性能が高いのがウリです。GDDR6X VRAMを採用することでメモリクロックも21Gbpsと高速化されています。

  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070
  • ビデオメモリ: 8GB GDDR6X
  • メモリバス幅: 256bit
  • メモリクロック: 21Gbps
  • コアクロック: 2430MHz (OCモード時 2535MHz)
  • CUDAコア: 4608
  • 出力: DisplayPort x 3、HDMI 2.1 x 1
  • パワーコネクタ: 8pin x 1
  • 対応解像度: 最大7680 x 4320
  • 外形寸法: L=238mm W=139mm H=51mm
  • 推奨電源ユニット: 750W

NVIDIAのRTX 40シリーズならではのレイトレーシングやAI機能もサポートしています。

GeForce RTX 4070搭載

GeForce RTX3070とRTX4070の比較

NVIDIA最新GPUアーキテクチャAda Lovelaceを採用したGeForce RTX 4070は、前世代のRTX 3070と比較して大幅にパフォーマンスが向上しています。

具体的には、CUDAコア数が2944個から4608個へと約1.6倍に増加し、Tensorコア数も232個から144個へと約1.5倍になってます。加えてクロックスピードも向上しており、ゲーミング性能はRTX 3070比で約1.5~2倍の速さを発揮します。

4K100fps

実ゲームでも4K解像度で100fps以上の高速フレームレートを実現可能で、快適な高解像度ゲーミングを楽しめるハイスペックモデルです。

大型3連ファンで排熱効果大

冷却性能にも優れており、3つの大型ファンと大型アルミフィンを採用することで効果的に熱を排出。静音性も高く保たれています。描画機能の面でも、リアルタイムレイトレーシングやAIディープラーニングスーパーサンプリングの性能が大幅に向上しています。

リアルタイムレイトレーシングでは光の反射や屈折をリアルタイムで計算することで、自然な陰影表現とリアリティの高いグラフィックスを実現。AIディープラーニングスーパーサンプリングも、高解像度の美しい映像品質を保ちつつ高速フレームレートを提供します。AAA級新作ゲームの果てしなきグラフィックスを堪能できるのがGeForce RTX 4070の最大の魅力といえるでしょう。

ビデオメモリのGDDR6Xについて

搭載メモリは8GBのGDDR6Xで、これによりハイレゾゲームの高フレームレート描画をサポートします。CUDAコア数は4608基で、RTコア数は144基を備えており、リアルタイムレイトレーシングの計算も高速にこなせるスペックが魅力です。

従来のGDDR6からさらなる高速化を実現した次世代メモリで、メモリクロックが14Gbpsから21Gbpsへ大幅に引き上げられています。これにより、GDDR6比で1.5倍のメモリ帯域幅を確保できるため、高解像度や高フレームレートのゲームに欠かせない存在となっています。

NVIDIAの最新GPUに採用されており、4K解像度やレイトレーシンググラフィックスを実現するためのデータ転送能力を支えています。

主に10GBや12GBといった大容量メモリを搭載するハイエンドモデルで採用されており、大量のテクスチャやジオメトリデータを効率的にGPUコアに送ることができます。

GPUの演算性能だけでなく、メモリの性能がゲームのパフォーマンスを左右することが多く、GDDR6Xの登場によりフレームレートの向上に直結していると言えます。

また、GDDR6Xの高速化により、ノイズや発熱、消費電力の増大が課題となっていましたが、製造プロセスの改良によりこれらの問題が緩和されつつあります。

GIGABYTE GDDR6X GV-N4070AEROの概要

GV-N4070AERO-8GDは、NVIDIAの次世代GPUであるGeForce RTX 4070を搭載したGIGABYTEのハイエンドグラフィックスカードです。

外観はシンプルな白色のカラーリングで、GPUへの冷却力が高いトリプルファンと大型アルミニウムフィンを採用しています。

100mm3連ファン

冷却システムは3基の100mmファンと、空気抵抗の少ないウインドクルージングファンデザインを採用。これにより、低回転での効果的な排熱を実現し、静音性と冷却性能のバランスが取れています。

ポート

インターフェイスはHDMI 2.1、DisplayPort 1.4aを3系統装備するなど、次世代ディスプレイとの親和性も高くできています。

思ったよりも厚みはない

トリプルスロットの2.7スロットサイズながら、奥行き238mmとコンパクトな設計は、高いエアフローのケースへの搭載を考えた形状といえます。

4Kゲーミングを快適にこなす実力があり、次世代の映像技術も余すことなく楽しめる逸品といえる製品です。

GIGABYTE GDDR6X GV-N4070AEROのレビュー

GeForce RTX 4070を搭載したGIGABYTEのGV-N4070AERO-8GDは、パワフルな性能をシンプルなデザインでまとめた逸品といえます。実際に試した結果、格別な冷却性能が光る製品であることがわかりました。

ゲームがヌルヌル動く!

まず、ゲームのフレームレートですが、最新AAAタイトルでも4K解像度で安定した100fps以上を記録。俊敏に動くオープンワールドをだんだん滑らかに描写でき、違和感なく長時間プレイを楽しめました。

1440p解像度ではさらにフレームレートが上がり、マルチプレイの対戦ゲームでも有利に戦えるほどの高速描画を実現。目で追えないほどのスピード感で、敵の動きを捉えきれないほどでした。

温度は65度〜70度

温度に関しては、3基の大型ファンと大型アルミフィンのおかげで絶好の冷却効果がありました。ゲーム中のGPU温度は70度前後で推移し、ノイズを我慢して高回転で廻らせる必要がほとんどありませんでした。でも、熱い。。これは仕方ないのかもしれません。

だいたいは65%程度でした。ファン回転数でも十分な排熱が可能なため、運転音は低く抑えられていました。これは立体的なフィン形状と、それをまんべんなく通過する風の流れがうまく作用している証左だと思います。夏場の高温時でも問題なく通用する実力があると確信できました。

購入について

Amazonも良いのですが、BTOショップであるTSUKUMOもおすすめです。若干価格が安いものも多いです。

まとめ

総合すると、冷却性能と静音性が非常に高いうえ、GeForce RTX 4070の原石的なパワーを余すことなく発揮できるグラフィックカードだと感じました。4Kゲーミングのためのバランスがよいカードといえるでしょう。

リアルタイムレイトレーシングの描画品質や、AI超解像の効果も問題なく享受できました。新世代のグラフィックス技術を余すところなく堪能したいというニーズに応えてくれる1枚だと実感しています。

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