AMDがRyzen Threadripper PRO 7000シリーズを発表

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2023年の10月19日に、AMD公式よりRyzen Threadripper PRO 7000シリーズが発表されました。詳しくまとめてました。

目次

AMDの公式発表

発表はYoutubeで行われました(英語)

翻訳した内容

AMD Ryzen Threadripperプロセッサーは、ハイパフォーマンス・コンピューティングを再定義し、デザイナー、アーキテクト、クリエイター、コンテンツ制作者がより速く仕事を完了できるよう支援します。より多くの仕事をこなすためだけでなく、反復作業を行い、最高の仕事をするための時間を確保するためです。

現在のThreadripper Pro 5000WXシリーズは、多種多様なワークステーション・ワークロードにおいて競合製品を凌駕しています。そして、このような仮想ステージでの映画制作のために、エンターテインメント業界全体でThreadripperが広く使用されていることほど、成功の好例はありません。

しかし、AMDでは、限界への挑戦を決して止めません。そのため、新しいThreadripper Pro 7000シリーズ・プロセッサーを発表できることを非常に嬉しく思っています。

コア数96、192スレッド

このプロセッサーは、最大96個の高性能コアと192個の処理スレッドを備え、クリエイティブ・プロフェッショナルが最も要求の厳しいプロジェクトに驚異的なパフォーマンスで取り組めるよう支援します。

当社の最新のZen 4 5nmアーキテクチャ上に構築された新しいThreadripper Pro 7000シリーズは、他にはない性能を発揮し、アーキテクト、デザイナー、データサイエンティスト、エンジニアが複雑な設計、シミュレーション、レンダリングタスクをこれまで以上に高速に処理できるようにします。

もちろん、企業のお客様は、AMD Proのセキュリティや管理性といった独自の機能を引き続き利用することができます。最先端のスピードと帯域幅を実現する128レーンのPCIe 5による驚異的な拡張性、8チャンネルのDDR5メモリを搭載したパワフルなプラットフォーム。そしてもうひとつ、AMDでは、お客様やコミュニティの声に耳を傾けていることを知っていただきたいと考えています。

スペック解説

このプラットフォームは、プロシューマー向けにクアッドチャンネル・メモリと48本のPCIe 5レーンを備えています。プロセッサーのオプションは、24コア、48スレッドから、最大64コア、128処理スレッドです。

また、このプラットフォームはThreadripper Proプロセッサーにも対応しており、96コア、192スレッドの究極のエンスージアスト・デスクトップ・プラットフォームの構築を妨げるものは何もありません。

AMD Ryzen Threadripper 7000シリーズ・プロセッサーは、競合他社が1時間かかる作業を最大27分短縮します。私たちは、このプロセッサーがあなたの創造性を解き放つのを見るのが待ちきれません。

ワークステーションは年内に、コンポーネント・プロセッサーとプラットフォームは2023年11月23日から発売される予定です。AMD Ryzen Threadripper 7000シリーズ・プロセッサーですが、また次のビデオでお会いしましょう。

ワークステーション向けのCPUですが、怪物ですね。

スペックの解説

Ryzen Threadripper PRO 7000シリーズは、最大96コア/192スレッドを実現するハイエンドモデルのThreadripper PRO 7974Xを含む全5モデルから構成されています。

Threadripper PRO 7000シリーズは、5nmプロセスのZen4アーキテクチャを採用し、IPC(1クロックあたりの命令実行数)が前世代のZen3比で平均31%向上しています。

ブースト時の最大クロック速度は5.7GHzを達成しており、シングルスレッド性能は大きく強化されています。マルチスレッド性能に関しても、最大96コア/192スレッドを実現するThreadripper PRO 7974Xは、前世代比でレンダリング性能が約90%、科学計算では約85%向上するといった驚異的な性能を発揮します。

8チャネルDDR5メモリーをサポートし、最大メモリー容量はThreadripper PRO 7000全モデルで2TBに達しています。メモリーバンド幅も前世代比2倍の最大317GB/sを実現しており、メモリー依存の作業時の性能が大幅に向上しています。

PCIeレーン数も前世代比2倍の128レーンを確保しており、複数の高速SSDや高性能GPUを同時に搭載可能です。PROシリーズならではの特徴として、ECCメモリーや可用性、安定性、管理機能の強化も図られています。

ラインナップを見ると、12コア24スレッドのThreadripper PRO 7353Xから始まり、16コア32スレッドの7373X、24コア48スレッドの7573X、64コア128スレッドの7975X、そして最大の96コア192スレッドを誇るフラッグシップモデル7974Xとなっています。

価格帯は7353Xが1199ドルから始まり、7974Xが6999ドルと高額です。コア数に応じた価格設定となっていまが、日本に来たら、もっと高くなるのかなと思います。
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