MSI GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCは、NVIDIAの新しいAda Lovelaceアーキテクチャを採用したGeForce RTX 4070 Superを搭載したハイエンドGPUです。
MSI GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCの詳細
MSI GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCは、NVIDIAの新しいAda Lovelaceアーキテクチャを採用したハイエンドGPUです。
外観はMSIのVENTUSシリーズらしいシンプルなデザインで、2.7スロットの厚みがある。冷却機構には2基の大型ファンと、アルミニウム製の大型ヒートシンクを採用しています。ヒートパイプ数も十分で、放熱性能は十分なものとなっています。
動作クロックはベースが2310MHz、ブーストが2610MHzと高クロック設定で、ベンチマーク性能は参考値よりも高めに設定されています。冷却性能が高いだけに安定した高いクロックを期待できそうです。
映像出力端子はHDMI2.1とDisplayPort1.4で合計4系統。最新の高解像度/高リレッシュレートディスプレイをサポートします。
本製品は4K解像度でも安定して高フレームレートのゲームを楽しめるだけの実力がありますが、NVIDIA Reflexなどの競技向け機能や、新世代のraytracing、AI超解像技術も充実しているのが魅力です。
GeForce RTX 4070とRTX 4070 SUPERの主な違い
GeForce RTX 4070とRTX 4070 SUPERの主な違いは以下の点です。
GPUチップ
RTX 4070はAD104チップを搭載しており、RTX 4070 SUPERは、RTX 4070よりも規模が大きいです。
CUDAコア数
RTX 4070 SUPERは、7,680基というスペックを公開しています。
メモリ
RTX 4070は、10GB GDDR6X 20Gbps。RTX 4070 SUPERは、12GB GDDR6X 21Gbps(RTX 4070より帯域幅が高速)
TDP
RTX 4070は、285W。RTX 4070 SUPERの方は300Wと若干消費電力高めです。
MSI GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCの感想
MSI GeForce RTX 4070 SUPER 12G VENTUS 2X OCを購入して数週間使ってみた感想を共有します。
まず箱からPCケースに組み込む際に驚いたのは、そのサイズです。2.7スロット占有でかなり大型のビデオカードでした。重量も予想以上で、グラフィックスカードの大型化が目に見える形で実感できます。設置時にマザーボードへの装着角度にも注意が必要でした。
外観は典型的なMSIのベンチマーク志向モデル。防塵ファンカバーが装着されておらず、大型ヒートシンクと2基の巨大ファンが印象的です。シンプルで機能美に優れたデザインで、MSIらしさを感じました。ファンのRGBライティングは豊富な発光パターンを楽しめます。
冷却性能は優れており、フルロード時でも70度前後をキープ。クロック速度のサステインも安定しています。静音性も高く、長時間の高負荷作業でもファン音が気になることはありませんでした。放熱効果が十分にあることが実感できます。
実際のゲームパフォーマンスも期待以上でした。最新AAAタイトルを高設定4Kで遊ぶことができ、安定した60FPSを楽しめます。リアルタイムレイトレーシングもストレスなく動作し、映画のような光の描写が可能になり没入感が増しました。AI超解像技術の恩恵も大きいです。
総じてGeForce RTX 40シリーズの次世代性能を十二分に引き出せる製品で、高画質・高速ゲーミングを求めるユーザーに強くおすすめできます。価格の高さが玉にキズではありますが、性能面では満点の一品です。
購入
売り切れの店も多いので相場は、まだ高いです。
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